副業

副業の為の時間確保術【通勤時間の削減】にちょっと待った!

みなさんこんにちは、くろです!

2018年、働き方改革により「副業・兼業」が解禁されてから早3年。

少しずつ「副業」をする社会人が多くなってきており、これから始めようと思っている方もいるのではないでしょうか。

そんな、会社で働きながらも副業をする人にとって、共通する悩みの一つが「時間の確保」問題だと思います。

日々の仕事に加え、炊事入浴洗濯掃除にかかる時間も馬鹿になりません。

 

悩む人
悩む人
ただでさえ忙しい毎日のどこに「副業」の時間を作ったらいいんだろうか?

 

そこで削減対象の一つの選択肢となるのが「通勤の時間」です。

総務省統計局のデータによると全国の平均通勤時間は1時間19分とされています。片道は約40分という計算になります。(引用)

ただでさえ無駄に感じる通勤時間。

長ければ長いほどストレスに感じるものですし、その無駄な時間を省きつつ、1日1~2時間が「副業」に充てられるようになると思うと通勤時間削減のための引っ越しなどを検討する人もいると思います。

ですが、ちょっと立ち止まって考えてみてください。

本当に引っ越して、通勤時間を削ったことで、あなたに時間は増えるのでしょうか?

その時間は有効なモノになるのでしょうか?

今日はそんな「通勤時間を削減し副業に対する時間を確保する」という考え方について、向き合っていきたいと思います。

 

通勤時間って本当に無駄ですか?

全国平均の通勤時間は80分だということが分かりました。

1日80分、1週間で400分、1か月で1600分、ちりも積もれば山となり、確かに無駄な時間に感じるかもしれません。

ですが1日の朝と夜の時間に分けると、「たったの40分」と取ることもできます。長いように感じますが、使い方によっては40分なんてあっという間です。

通勤を削ることで生まれた80分という時間を、どう使えるかが問題です。

毎朝何時に起きますか?

皆さんは毎日何時に起きているでしょうか。

会社に出勤しなければいけない時間に合わせて起床している方が多いのではないでしょうか?

その生活を継続したまま引っ越しなどをしても、通勤に充てていた時間は睡眠に充てられるだけで、結局時間がないという事態に陥りかねません。

 

漲る女性
漲る女性
今まで7時に起きていたんだから引っ越し先でも7時に起きれるはず…!

 

そう思っても、「通勤の為にしていた早起き」は通勤の必要がなくなった途端にできなくなってもおかしくありません。

人の意思とは案外脆いものです。(私も耳が痛い)

逆に「出勤の為には7時に起きる必要がある。だから副業の時間を1時間確保するために毎朝6時には起きよう」と既に行動できている方にとっては、削られた通勤時間はとても有意義なものとなる可能性が高いと言えます。

夜の時間は何をして過ごしていますか?

皆さんは仕事が終わってからの時間に何をして、何時に寝ているでしょか?

仕事が終わって帰ってきて、疲れた体と心を満たすために、ご飯を食べたりYouTubeなどの動画を見たりゲームをしたりSNSで他愛のない会話を楽しんだりして、気づいたら夜も遅くなってお風呂に入って寝るという生活を送ってはいないでしょうか。

決してそれらの時間が悪いというわけではありません。

ですが、副業を始めたい人にとって、その時間はある程度覚悟をもって削るべき対象となりえます。

それらの時間を残したまま、時間の確保のために通勤時間を削っても、空いた時間はあっという間に娯楽に消費されてしまう可能性があります。

 

くろ
くろ
YouTubeやアニメ、SNSに使う時間ってほんと、楽しいんですよね、、、

 

今、通勤時間に何をしていますか?

最後ですが、実際に今の通勤時間は何をして過ごしているでしょうか?

私は車通勤のため、満員電車というものを経験したことがありません。(その代わり渋滞にはまることはありますが、、、)

ですが、そんな時間にもSNSを放浪したり、溜まったアニメの消化などをしてばかりではいないでしょうか。

何度も言う通り、もちろんその時間が悪い訳ではありません。

ただでさえストレスがかかるであろう満員電車の中で積極的に学ぶことは更なる疲労にも繋がりかねません。

でも、この記事を見てくれているという事は、少しでも副業でお金を稼ぎたいと思っている人だと思います。

そんな人たちにはぜひ、満員電車のなかであっても自己研鑽できる何かを取り入れることをおすすめしたいです。

 

今できることからはじめよう

通勤時間でもできること

ぎゅうぎゅうの満員電車で通勤されている方や車通勤などの方は使える器官が耳しか空いていない場合もあるかもしれません。

そういった時にはラジオやオーディブルなどの本の朗読サービス、今日やることを具体的に想像しておく、などがいいかもしれません。

今日やることを具体的にしておくことは日中の作業パフォーマンスを上げ、残業時間の短縮に繋がります。残業時間が減ることはつまり、副業に充てる時間が増加するということになります。

また、目や手を使えるのであれば読書をしたり、ブログを書いたりすることもできると思います。

やれることは今から、どこでもやる。

そんな精神で副業にも向き合っていきましょう。

今の生活の中でできること

もうしつこいよって話になってしまうかもしれませんが、当てもなくSNSを放浪したり、長時間に渡る娯楽の消費には制限をかける事をおすすめします。

娯楽なし!なんてしんどいと思うので

「アニメは1日2本まで」や

「YouTubeは食後20分だけ」とか、そういうのがおすすめです。

当たり前のことですが、副業もお仕事です。

「副」業という名前のため、どこか片手間感覚の人も多いかもしれませんが、仕事としてある以上その先には依頼している企業さんであったり、利用するお客さんがいるはずです。

そのことも考慮して副業に取り組むことが出来れば、結果はおのずとついてくるのではないかと思います。

 

まとめ

という事で今回は副業の為に通勤時間を削るのは少し待って!というお話でした。

ポイントとしては通勤時間を削る前に、現在の生活の状況をチェックしてみましょう。

朝はなんの為に、何時に起きているのか

夜仕事から帰宅してからは何をしているのか

そして、どんな状況でもできることはあると思います。

今できることから一つずつ行動してみましょう。

通勤中にはラジオやオーディブルなどの朗読読書、可能ならば手や目を使って読書やブログなどに取り組む

生活の中でも娯楽には制限を設け、副業に充てる時間を意識的に持ちましょう

いくら通勤時間を削り、時間を確保したとしても、自分自身の向き合い方が変わらないと、本質的な問題は解決しません。

環境を変えることで、強制的に生活習慣を矯正することもできますが、それは最後の手段くらいに思っていてもいいかもしれません。

無理に矯正した生活にはいずれ反動が訪れます。

まずは今の生活の中でできること、今の自分にできることから始めて見ましょう。

その上で、引っ越しや転職による通勤時間の削減も必要だと感じたなら、その時は迷いなく実行に移す事で期待通りか、期待以上の効果を得られるかもしれません。

 

それでは!