ライフスタイル

生活が少しずつラクになる【シンプルライフ】のススメ

みなさんこんにちは、くろです

みなさんはシンプルライフという言葉をご存知でしょうか。

シンプルライフとはその言葉の通り、生活をシンプルに暮らすということです。

よく「ミニマリスト」と比べられることが多く、「物が極端に少ない人のこと」などと思われがちですが、シンプルライフという生活や考え方には「物の量」はあまり関係がありません。

ミニマリストを目指すには難易度が高く感じる人もいるかもしれませんが、

シンプルライフの考え方は誰もが取り入れるメリットがあると感じています。

なぜならシンプルライフの考え方は生活をラクにすることと直結するからです。

今日はそんなシンプルライフという考え方とそのメリットについてお話していきたいと思います。

 

生活をよりシンプルに

シンプルライフとは

改めてシンプルライフとは

「自分に必要なものを際立たせ、余分なものをそぎ落としていく」

「必要なモノしか持たない暮らし」

などのことを指します。

簡単に言ってしまえば、言葉の通り「単純・簡潔な暮らし」ということです。

必要なモノも不必要なモノも混ざりあっている状態より「必要なモノだけ」という状態の方がシンプルだ。と考えていただければ分かりやすいのではないでしょうか。

その結果として「余分なものをそぎ落とす」であったり「必要なモノだけ」の生活になっていくという事です。

 

シンプルライフを取り入れるメリット

選択・決断の機会を減らす

「生活をラクにする」という点ではこれが一番のメリットかもしれません。

「必要なモノだけ」の生活になると選択の回数が減ります。

「そんな事、、、」と思われるかもしれませんが、皆さんは人が1日の中で選択・決断する回数をご存じですか?

人は1日の中で有意識・無意識合わせて35000回以上の選択と決断を下しているとされています。1日24時間の計算でも1分間に24回以上の選択・決断に迫られているという事です。睡眠時間を差っ引くと実際はもっと多い計算になるでしょう。

そして決断すればするほど精神的に疲れていき、「決断疲れ」というものを起こすとされています。

皆さんも日々の生活の中で「何食べよう」「何着よう」から始まり、様々な事で迷い、決断していることがあるのではないでしょうか。

これらの「迷い」や「選択・決断」の機会を減らすことは大げさでなく、日々の生活をラクにしてくれます。

 

好きなものに囲まれていく

自分にとって不要なものを手放し、「必要なモノだけ」を残していくことによって、必然的に好きなものに囲まれていきます。

例え好きなものに囲まれなかったとしても、少なくとも嫌なもの・迷いを生じるものは身の回りからなくなっていくはずです。

好きなモノに囲まれた生活というのはそこはかとない安心感幸福感を与えてくれます。

 

本当に必要なことに集中できるようになる

今まで無駄な選択や不要なモノに使っていた時間や体力が、それらがなくなることによって、本当に必要なことに対して使えるようになっていきます。

自分にとっての「本当に大切なこと」って、実はそんなに多くないのではないかと思っていて、それ自体を探すことにも効果を発揮してくれるのではないかと思っています。

 

シンプルライフのデメリット

基本的にシンプルライフそのものや考え方にデメリットは少ないように思います。

しかし、人によっては息苦しさや堅苦しさ、新鮮味のなさなどを感じ「型にはまった生活」として嫌なものだと思うこともあるのかもかもしれません。

 

シンプルライフの始め方

シンプルライフがいいのは分かったけど、断捨離とかは苦手だし必要なものだけって言われてもなんだかよく分からないといった方に、誰でもできる始めの一歩を実例でご紹介したいと思います。

大切なことは、「好きなモノ」もしくは「嫌いじゃないもの」に厳選していくことです。

朝食の固定化

朝食のメニューを思い切って「これ!」と決めてしまいましょう朝の大切な時間から迷う機会をなくすのです。

私の場合、朝は「ヨーグルト+フルーツグラノーラ+コーヒー」だけと決めています。

毎日固定が飽きてしまう人は1週間毎に固定メニューを変えるなどしてもいいと思います。

朝食を食べない方は昼食を固定化したり、コンビニで買う商品を固定化したり、

応用しながらシンプル化していくことをおすすめします。

私はこれを取り入れたことにより朝食の摂取頻度が増しました。選ぶ手間が省けたからか、起きたら「ヨーグルト食べよ」って自然と思うんですよね。思わぬ効果の副産物でした。

私服の制服化

通勤で私服を着用している方にはマストな方法だと思います。

毎朝私服を選ぶ時間って本当に大変ですよね。

私は元々洋服が大好きで、毎朝洋服を選ぶ事に長い時間を費やしていました。

服が好きなのは変わっておらず、まだまだ完全な固定化はできていませんがパンツとアウターだけは固定しています。

それだけでも選択の幅がグッと下がりました。

シンプルに好きなモノだけ着ているので、毎日似た格好でも恥ずかしくないし、嫌になりません。

休日の私服も基本的にパンツとアウターは固定ですが、たまには気分を変えようと違うものを着用することもあります。

それでも、毎日の選択でなくなっただけで本当にラクになりました。

まとめ

という事で本日は生活が少しずつラクになる【シンプルライフ】のススメというお話でした。

これ、少しずつラクになるというのが味噌だと思っていて、実際にドカンと大きく生活がラクになることはありません。

ただ、生活の基盤を正していくということはこれから長い人生における基盤が整っていくのと同義です。習慣になったシンプルライフはよほどでない限り崩れることはなく、生活に安定感をもたらしてくれます。

シンプルライフを取り入れて生活をラクにしつつ、自分にとって一番大切なことに真っ直ぐ向き合いながら良い人生を歩んでいきましょう。

 

それでは!