みなさんこんにちは、くろです
突然ですが、みなさんの職場に苦手な人はいますか?
直接的な自分の先輩や上司に始まり、いつも一緒ではないけれど時々顔を合わせなければいけない部署違いの人や取引先の方などなど。
働く環境にもよりますが、多くの方が日常的にさまざまな人と関わりながら仕事をされていると思います。
そんな中、その人たちの中に苦手な人がいたら心底働くのが憂鬱になってしまいますよね。
その人が毎日顔を合わせるような人だったならなおさらです。
でも、だからといって仕事に行かない訳にはいかないのが現実で、苦しいところですよね。
ということで今回は、私も実際に実践したことで「苦手な人」とのコミュニケーションが少しずつ楽になった対処法を3つに絞ってご紹介していきます。
結論から言うと、厳しい現実かもしれませんがどんなに「苦手なあの人」のことも自分の力で変えることはできません。これは紛れもない事実です。私は長い間、その現実にとても苦しみました。「私は間違っていない」と、そう言って相手が変わることを長い間待ち続けました。訴え続けました。その間にたくさんイライラしたり、嫌な気持ちになることもありました。
でも、どんなに望んでも、人一人を変える力など私は持ち合わせていなかったのです。というより、人に人を変える力はありません。本当に変えることができるのは自分自身だけです。これからお話する対処法を参考に、少しでも快適な職場ライフが過ごせるようになることを祈ります。
苦手なままで大丈夫。「こういう人なんだ」と受け入れる
あなたが苦手な人を苦手な理由はなんでしょうか?
「仕事に対する価値観が合わない」
「仕事のペースが合わない」
「自分の気分によって態度が変わる」
「周囲の人(物)に当たる」
などがあげられるでしょうか。
多くの場合、「苦手」というのは「理解できない」ことに近いものがあると思っています。自分にとっての常識とかけ離れた事をしてくる相手のことを理解できず、「苦手」だと感じると思うのです。だから、いっそのこと理解しようとしなくて大丈夫です。職場の人だからといって仲良くする必要はありません。「この人はこういう人」とこちらから納得してあげましょう。そのことで業務に支障が出るようであれば上司などに相談して、業務の改善など、適切な処置をとってもらいましょう。
終わりがあると思おう
どんなに苦手な人との関係も、いつかは終わります。「働く」ということは、人生において長い時間を要するものなので感覚が麻痺しているかもしれません。ですが、その苦手な人との関係も永遠に続きません。いつかは終わります。終わりが見えると人は心が少しだけ軽くなります。終わるまでの時間を大切にしようと思うでしょう。「この苦しい時間にもちゃんと終わりはくる」と、そう自分に言い聞かせてあげてください。
でも、いじめられたりしていて、辛くて、メンタルを病ませてしまうくらいなら、早いうちに「異動願い」や「転職」などの方法で自らの終わりを設けることもおすすめです。上司に相談して、相手を異動させたりすることもできるかもしれませんが、上でも言ったとおり、本当に変えられるのは自分自身です。その苦手な人が居なくなったところで、また新たに苦手な人がこないとも限りません。何度も続けて他者への異動願いを提出し続けることは難しいことでしょう。自分自身の苦手な人への向き合い方を変えれば、どんな人がきたって平気になれます。
可能な限り距離を置く
物理的にも、精神的にも、可能な範囲で距離をおくことをおすすめします。
近くに居なければ接触自体を減らすことができます。苦しい思いをする機会が少ないということはそれだけで心が楽になるものです。もう可能な限りその人の姿が見えなくなるくらいには距離をおいてしまいましょう。とはいえ、ご自身でできる範囲には限界があるかもしれません。必要に応じて信頼できる上司の方などに相談しながら可能な手段を用いましょう。
苦手な人はどこにでもいる
ということで今回は苦手な人への対処法3選をご紹介しましたがいかがだったでしょうか。参考になっていれば嬉しいです。また、違った方法でもおすすめ等あればぜひコメント欄やツイッターで教えていただけると嬉しいです。みんなで一緒にいい案を持ち寄っていきましょう。
人の数だけ正義があります。それはきっと、どちらが正しいとか、どちらが間違っているとかではないものなのかもしれません。
苦手な人が完全にいない環境を作るのは、至難の技です。ある程度自分の中に妥協ラインを設け、どこまでなら許せるか、どんなことが許せないかを定めておくと良いでしょう。
「終わりがあると思おう」でもお話しましたが、全ての状態において命の危険がある場合は別問題です。いじめられていたり意地悪されていたり、自分が傷つけられていると思ったら、すぐに信頼できる人に相談して、対処してもらいましょう。命あってこその人生です。それ以上に大切なものなんてありません。死ぬほど辛ければ、仕事を手放すことも視野にいれましょう。生きてさえいれば、きっとまた道は開けます。
苦手な人のことも受け入れようとは言いましたが、誰しもが人の尊厳を奪う権利なんてありません。平気で人を傷つけるような人たちは人の皮をかぶった怪物です。すぐにSOSを出しましょう。
あとがき
ちなみに、私の先輩はクラスメイトにいたら絶対に仲良くならないタイプの人でした。先輩、30代後半なんですけど、松屋に行ったこともなければマクドナルドの注文方法も知らなかったんですよ?びっくりじゃないですか??先輩はとても真面目な方だったので、最初はそんなところを尊敬したこともありましたが、なかなか方針が合わないことも多く、嫌気がさすことも何度もありました。でもこの方法を学んだことにより、向き合い方が大きく変わりました。最近は自分と違った先輩の意見を聞くたびに「こういう考え方もあるんだなぁ」と思い勉強させてもらっています。苦手な人を苦手でなくすることは自分の成長にも繋がると思います。必ずしも敬遠するのではなく、自分にも理解できそうなところがないか探ったりもしてみましょう!
それでは!