みなさんは「行動力」を持ち合わせていますか?
「○○したい…」と思った時にいち早くその思い通りに行動することができる
そんな力の事を一般的に行動力と呼びます。
「行動力のある人」ってかっこいいですよね。
自分の人生を生きている感じがするというか、そんな姿に憧れて「自分もああなりたい!」そんな風に思ったことがある人も多いのではないでしょうか。
少し大げさに言うなら「行動力」とは
「自分の人生を主体的に生きる上で必要な力」とも言えると思います。
でも、実際は難しいですよね。そんなの分かっちゃいるけど、自分から動くのってやっぱりなんだか少しめんどうくさいし、失敗したらどうしようとか、他人に笑われたらどうしようとか。やらなくていい理由ばかりが浮かんできちゃいます。気持ちとは反対に、体はなかなか重たいものです。
私もそうでした。何をするにも腰が重くって、なかなか動き出せない。でも一つの方法を取り入れたことにより、最近は少しずつ変わってきました。少しずつ「思ったらすぐ行動」ができるようになってきています。
その方法というのが「意思ではなく、仕組みで動く」です。
行動力をあげる方法【意思より仕組み】
人はたいてい自分に甘い

意思ほど弱いものはない
例えば「明日から早起きしよう!」と思っても気づけばいつも通りの時間に起きて、
「やってしまった。明日こそ…」ってことありませんか?私はしょっちゅうそんなことやってました。
なぜこうなるかというと、自分の「意思」だけで動こうとしているからです。
「意思」ではなく「仕組み」で動く
意思だけで動けるなら、それ程いいことはないのかもしれませんが「行動力を上げたい」と思っている方々はそれがなかなか難しいのではないでしょうか?
できないなら、できない理由はそのままに受け止めて、代わりの方法を探して見ればいいと思うのです。
「意思」で動くことが苦手なら「仕組み」で動きを作り出せばいいんです。
行動力の仕組み化

動き出す仕組み4ステップ
方法はいたって簡単です。
「○○したい」と思う事を紙に書き出す
↓
「○○したい」理由も同時に書く
↓
行動までの流れを具体的に計画する
↓
実行する。
以上4点です。これを、行動したいことが見つかったら早い段階で済ませてしまいましょう。
より行動力に結びつけたい場合は家族や友人、SNSなどで宣言するのも有効かもしれません。自分の意思だけではどうにもならない部分を、他人を巻き込んで行動せざるを得ない環境にしてしまうのです。
またこうすることで「コミットメントと一貫性」という法則を発動することができます。
●コミットメントと一貫性とは
一度心に決めたことや実行したことに矛盾のない行動を今後も行いやすいという人間の性質を表します。引用
行動したいと思うことを「書きだす」ことで心を決め、「宣言した」行動に対して矛盾が生まれないように行動しやすくするのです。
仕組み化の例え「早起き編」
私が実際に行っている早起きを例にしてみましょう。
朝6時に起きたい(したいこと)
↓
仕事前にブログ書く時間が欲しいから(理由)
↓
睡眠時間7時間は欲しいから前日は23時までに寝る(行動)
↓
その日の23時に寝て翌日は6時に起きる(実行)
といった感じです。
理由も具体性も明確であればあるほど行動に対する難易度は下がると思いますが、もし思いつかなければなくても平気です。
ちなみに私はこの早起き計画が現在頓挫中です笑
計画して行動するまではよかったのですがやらなければいけないことがなかなか終わらず夜23時までに寝れません。でも、実際に行動には移すことはできているのでとりあえず今は忙しいからしょうがないかーくらいに思っています。
このようにうまくいかないことがあったとしても、あまり気にしすぎないことも行動力をあげるポイントの一つになります。
それも合わせてこの行動力をあげようとする中で意識したほうがいいのが
「難易度を下げる」ことと「完璧を求めない」ことの2つです。
2つのポイント
難易度を下げる(成功体験を積む)
早起きの例でいくと、普段から8時に起きていた人がいきなり「朝4時起きにする!」とかにはしない事です。たぶん、無理です。できたとしても三日坊主になる未来が見えそうです。
「行動したことでいいことがあった!」という経験は次の行動力の意欲に直結します。
少しずつ成功体験を積んで、行動することをより意欲的にしていきしょう。
完璧を求めない
同じく早起きの例で見てみましょう。計画通り6時に起きれる日もあれば7時になってしまう日もあるでしょう。たとえそうなったとしても「あぁやっぱり自分には無理なんだ」と落ち込まないことです。
希望通りの行動ができなかったとしても、行動しようとした事実に変わりはありません。いきなり完璧100点満点は誰にだって難しいです。
まずは行動に移している自分を褒めましょう。少しでも、小さくても「行動する力」を携えたあなたはすでに未来を変える力を持っています。
まとめ
ということで今回は行動力をあげる方法についてのお話でした。
行動力を身につけると、少しずつ見える世界が変わってきます。できることが増えていきます。結果として自分に対する自信にも繋がっていきます。
一度きりの自分の人生です。誰に言われるでもなく、自分でやりたいと思ったことに全力で行動していきましょう。
もちろん、行動力がないからといってそれに凹むことはありません。今、なにをしてもどうしても行動力が持てないあなたは、心の休息期間かもしれません。そういう時はおいしい温かいもの食べて、よく寝て、満足行くまで体も心も休めてあげましょう。活力が湧いてきたなと思ったら、その時に動き出せればそれでいいと思います。ありのまま、気楽にいきましょう。
それでは!