日常

スマホから目を離して顔を上げたらそこには広い世界があった

こんにちは、くろです

現代では多くの人がスマートフォン=小さなパソコン常に携帯しています。

その小ささからは想像もできないほどの

広く大きな世界と、画面越しに、簡単に、繋がる事ができる時代です。

それは良くも悪くも私たちの生活にとてもよく浸透していて

今ではスマホを持っていない人の方が珍しいくらいではないでしょうか。

「コロナの流行」という時代背景もあってか、

人はより一層手元を見ながら生きる生活が主流になっているように思います。

かくいう私もそのうちの一人です。

今回はそんな便利で魅力的なスマホですが、

スマホを覗き込んでいないからこそ視える世界も沢山あるよ

っていう提案を、実体験をもとにお話をしたいと思います

いつからそこにあった?

今日、美容室に行ってきました。

髪を切ってもらっている間、私は普段通り何気なく

自分のスマホで本を読んでいました。

美容師さんが話しかけてくれれば携帯から目を離して会話をし、

それが終わればまたスマホを覗き込む。

そんなことの繰り返しでした。

カットが終わり髪の毛を洗ってもらいました。

(人に頭を洗ってもらうのってなんであんなに気持ちいいんでしょうか…私だけ?)

席に戻ったあとふと顔を上げると初めてみる壁画が目に入りました。

ふと気になって「あの壁画いつから飾ってあるんですか?」と聞くと、

ずっと前からその場所に飾ってあるとのことでした。

1〜2年は通っている美容室だったのに、

そこにある壁画の一つにすら気づいていなかったのです。

それなりに目立つ場所にあったはずなのに、です。

その後はスマホを手放し、美容師さんとの会話や

美容師さんの言葉遣い、気配り、髪の毛を扱う所作などを

受け取ることに意識を集中させました。

意識したからこそ視えてくるものがたくさんありました。

 

世の中には「人のため(サービス)」がいっぱい

美容師さんの髪の毛を乾かす時の手の動かし方。

ハサミやコームの使い方。

間のいい声掛けや世間話、その内容。

店内に流れるBGMや

手が起きやすいようにと渡してくれる膝の上に置かれたクッション。

シャンプー台がある場所は店内全体の明るい照明よりも暗いものが設置されていました。

シャンプーをする時に顔をあげても眩しい思いをさせないためだと思います(たぶん)

それらは全て、私(お客さん)に満足していただけるように準備された

サービスなのだと気付かされたのです。

 

当たり前は「ありがたい(有り難い)」

確かに、スマホから流れてくる情報や刺激は魅力的なものばかりです。

のめり込んでしまい、手放せなくなるのも分かります。

ですが、たまに顔を上げて今目の前で起きている事柄に目を向ける時間を

取り戻すことに意識を向けてみるのはどうでしょうか。

髪の毛を切る。

電車・バスに揺られる。

ご飯を作る・食べる。

お風呂に入ってゆっくりする。

友達と話す。

駅から家までの道のりを歩く。

全ての時間には意味があり、そこにしかない時間が流れています。

当たり前だと思い込んでいるその時間は決して当たり前なんかではなくて、

「ありがたい(有り難い)」事なのです。

目の前の事に目を向けて生きているとそれらのことが

なんとなく感じられるようになってくると思います。

日常の中に小さな幸せや楽しみが見つけられるようになるのです。

それってきっとそれ自体がとても幸せなことだとは思いませんか?

 

まとめ

私は最近、極力スマホと向き合う時間を減らすようにしています。

特に、どこかで何かのサービスを受けるような時には

その事に集中し、相手から与えられるサービスを全身で感じ

受け取るようにしています。

もちろん一概にスマホと向き合う時間が悪いわけではありません。

要は「バランス」だと思いますので、これといった正解はありません。

ご自身の中で心地いいと感じるバランスを見つけ出してみてください。

私も現在絶賛模索中です。

まずは意識するところから始めてみましょう。

いいなと思ったらぜひ取り入れてみてくださいね!

 

それでは。