みなさんこんにちは、くろです!
そう感じながら日々の仕事をこなしている人もいるのではないでしょうか?
週7日の中の5日も仕事に通うのだから、「やりがい」をもって「楽しく」取り組めれば、それに越したことはないですよね!
一口にやりがいと言ってもさまざまな要因があると思います。
「収入」「評価」「将来性」「真新しさ」「成長」「人のため」「環境」
その中でも今日は「人のため」という「やりがい」に着目したお話しです。
そんな状態になってしまったら、やりがいどころか、何のために働いているのか分からないくらいになってしまいますよね。
今回の結論は
「大丈夫、あなたの仕事もちゃんと人の役に立っている」
です。
それではいきましょう。
「仕事」は「人のため」にある
仕事のある場所には「人」がいる

「仕事」は誰かが必要としている場所にあります。
私たちが普段から何気なく使う「電気」も「水」も「道路」もいつも通り問題なく使うことができるのは、それらを安定的に供給するために働いてくれている人がいるからです。
YouTubeを見るのも映画を見るのも髪を切るのも、スマホが使えることも、家に住むことができるのも、全て誰かの「仕事」のおかげです。
つまり「仕事」の先には「人」が存在すると言ってよいのではないでしょうか。
「働くこと」については下記の記事でも書いています。

「人」の役に立ってる実感がない

仕事の先に人がいるのであれば、なぜ「人のため」が感じられずに「やりがい」をなくす人が現れるのでしょうか?
それは、世の中の仕事には「人のため」が分かりやすい仕事と分かりにくい仕事があるからです。
誰だって人から「ありがとう」と言われて嬉しくない人はいないですよね。
自分の仕事に対して目の前でお客さんが「ありがとう」と喜んでくれたら、
それほど「人のため」を実感することはない!!
でも、残念ながら世の中にはそうでない仕事もたくさんあります。
そしてその多くがルーチン化された仕事となっています。
ルーチン化された目の前の「業務」を淡々とこなすだけの日々になってしまうと、「人のためになっている」実感があまり持てなくなってしまいます。
結果として「やりがい」の低下に繋がるのだと考えられます。
あなたの仕事も人の役に立っている
人のためが分かりやすい仕事

「人のため」が分かりやすい仕事には例えば消防士や救急隊のようなものがあります。
消防士や救急隊の方々は目の前で困っている(火事や急病、事故など)人を助けることが仕事です。
また、もう少し身近な例で行くと料理人なども分かりやすい仕事になるでしょう。
私はラーメンが好きでよく個人のラーメン屋さんに食べに行きますが、そこにはたいていラーメンを作ってくれている方が目の前にいます。
私に限らずラーメンを食べにきているお客さんはたいていの場合美味しいラーメンを食べさせてもらった感謝を込めて「ごちそうさまでした」と言って店を後にします。
このように、人のためが分かりやすい仕事の方はその場で人から感謝されることも多く、「人の役に立っている実感」が感じやすいと言えるでしょう。
そのことが自分の仕事のやりがいに繋がっている人は少なからずいるはずです。
人のためが分かりにくい仕事

その一方で、人のためが分かりにくい仕事には工場での詰め込み作業や現場の裏方に当たる事務作業をする職種などが該当するでしょう。
作業をしても目の前で喜んでくれる人は少ないかもしれません。
ここからは私が実際に見てきた現場のお話です。
私は介護現場で働いているのですが、そこでは現場業務と事務業務が派閥みたいな勢いで明確に分かれています。
高齢者を介護することで収入を得る職場のため、直接的に利用者さんに関わらない事務方、特に経理部署の方は現場の方々からあまりよく言われていません。
「お金の管理のことばかりでケチくさい」
「お金の管理をしているからって偉そうにしてる」
「現場のことは何もわかっていない」
自分の仕事が周りからこんな風に言われるのかと思ったら、もうなんのためにそこでその仕事をしているのか分からなくなってしまいそうですよね。。。
でも、直接的ではないだけで経理の方だってちゃんと利用者さんのために働いているんですよね。
施設が無事に運営できるよう財政状況を見て整えてくれています。
現場の職員さんがお金のことを気にせず目の前の利用者さんに全力で向き合うことができるのは、経理の方々の仕事のおかげだと言えます。
間接的かもしれませんが、同じ利用者(顧客)のために、仕事をしているんです。
ほんの一例ですが、このくらいの規模でも「誰のために、何のために」働いているのか、分からなくなってしまう人たちがいます。
「今目の前で行われているこの仕事は巡り巡って人のためになっている」ことが見えなくなってしまうのです。
でもよく考えて、思い出してみてください。
きっと今、あなたが「何のためにやっているんだこれ」と思う業務一つ一つにもちゃんと意味があるはずです。
その先で喜んでくれる人は1人かもしれません。
どこかのアニメや漫画のヒーローのようにたくさんの人のことは助けられないかもしれません。
でも確実にその仕事を求める人が1人はいるはず。
そう考えたら、少しは「人のため」に仕事ができているとやりがいに繋がりそうじゃないですか?
でも、その中にもたまに「昔の名残」でやらされているだけの、誰のためだか分からない業務があるかもしれません。
そういった業務は、可能な範囲でなくしていけるといいですね。
そうすればより一層、あなたの仕事は人のためになってていくでしょう。
まとめ:どんな仕事も必ず人の役に立っている

ということで今回は「あなたの仕事も人の役に立てている」というお話しでした。
毎日終われる仕事の日々、変わらないルーチンワークを繰り返していると段々と目の前のことばかりが目についてしまい、「何の(誰の)ために仕事をしているんだっけ?」と自問自答する日もあるかもしれません。
そんな時は少しだけ顔を上げて、視野を広く持ってみましょう。
私たちは、何のために今ここで働いているのか。
それが誰のためになっているのか。
目の前にいなくても、見えなくても、あなたの仕事に助けられ、あなたの仕事を求めてくれている人は必ずいます。
「人のため」が見えなくてやりがいを感じられなくなってきたらぜひ一度見つめ直してみてくださいね。
それでは!