日常

10回目の3月11日

 

3月が近づくと、思い出すあの日

3月11日、東日本大震災

たくさんの人の運命を変えた日。

 

今生きていることは、決して当たり前じゃない。

 

「震源地が東京だったら」

「東北の海沿いに住んでいたら」

「倒壊した建物の中にいたら」

 

ここに生きていることはなかったかもしれない

 

数年前は思っていました。

「1年に1度、追悼することになんの意味があるんだろう」

「どうせみんな、その日を過ぎればすぐに忘れて日常に戻るでしょ」

 

でも、今なら分かります。

 

1年に1度だけでも、

例えずっと頭の中になくても、

あの日、起きたことを忘れない。

胸に刻んで生きていく。

 

今ある日常に感謝を。

 

そして、例え小さなことだとしても、

できることから一歩ずつ。

 

 

今夜、大きな地震が来ない保証なんてどこにもない。

今一度、毎日を、大切に。